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映画『ブレードランナー』+『ブレードランナー2049』(かんたん感想)

〈↓ネタバレありSpoiler Alert!↓〉
・映画『ブレードランナー』
・映画『ブレードランナー2049』

1982年の『ブレードランナー』という映画は、私にとって長い間、観ておくべきかどうか迷っていた作品でした。
多くのクリエイターがこの映画に影響を受けたという話は聞きます。後に続く数多くのSF作品が、この一本の映画にインスパイアされたということも知りました。
それでもこの2017年になるまでに、私がこの「原点」なるものに触れてみようと思うきっかけはありませんでした。だって自分が生まれるより約10年も前の作品だし、他に今に観たいものもたくさんあるし……と。

そこにやってきたのが『ブレードランナー2049』でした。続編を作ることさえ畏れ多いとまで言われた作品。しかもリドリー・スコット本人が監督するわけでもない。
しかし『2049』の本編が公開される約1か月前に、相次いで公開された3本の短編映像が斬新で私の目を引きました。前作と続編の空白期間を描く、3つの前日譚。私は観てすぐにその世界観に引き込まれていくのが分かりました。


『2049』公開の1週間前の休日、やっぱり予習はしておくべきだと思い立ち、私は『ブレードランナー:ファイナル・カット』(字幕版)のバージョンを手に取りました。

そういうわけで、以下の感想ではこれら2つの映画を、別々の作品というよりかは、一続きの自分なりの体験として扱っています。
ちょっと長くなりますがどうぞお付き合いください。
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映画『ボーダーライン』 (かんたん感想)

あらすじ

アリゾナ州・チャンドラーの郊外。人質をとっているとされる誘拐犯達の家を、FBIの特殊部隊が急襲する。隊員のケイト(演: エミリー・ブラント)らは家を制圧するが、人質達の姿は無かった。だが、室内の壁の内側に大量の人間の遺体が隠されているのを発見する。家の名義人は、メキシコのソノラの麻薬カルテルの重要人物、マニュエル・ディアスだった。
FBIの上役に召集されたケイトは、国防総省の人間と名乗るマット(演: ジョシュ・ブローリン)から、彼が率いているカルテル捜査チームにスカウトされ、志願する。テキサス州エル・パソに移動したケイトは、自分を元検事だと紹介する所属不明の男アレハンドロ(演: ベニシオ・デル・トロ)と同行することになる。ケイト達は、現在メキシコのフアレス市で地元警察に拘束されているマニュエル・ディアスの兄の身柄を受け取り、アメリカ側へ連行する作戦の会議に参加する。が、その場に参加していたのは、イラクに行ったことのあるような軍人・傭兵といった身なりの男達ばかりだった。現場のものものしさに困惑するケイトは、マットに説明を求めるが、マットは全容を語ろうとしない。
ケイト達のチームは車列を組んで国境を越え、フアレス市内に入る。だが、市内で彼女が目撃したのは、カルテルの見せしめとして殺され、道路の高架下に吊るされた人間の死体達のある光景だった――。

〈↓ネタバレあり Spoiler Alert!↓〉
・映画『ボーダーライン』

レビュー

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